鉄道博物館は大宮にある日本の鉄道について学べる、子供に人気のスポットです。広い敷地にさまざまな展示物があり、効率よく回るのが難しいという声もあります。また、まだ小さな子供連れの場合は、ベビーカーのレンタルや、子供向けの展示物があるのかなど気になる点も多いでしょう。
鉄道博物館は1日ですべてを回ろうとするとかなり疲れてしまいます。しかし1日でできるだけたくさんの展示を回りたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
そこで、この記事では1日で鉄道博物館を効率よく回るコースや、ベビーカーのレンタル、2歳でも楽しめる展示物などについて、わが家の体験談をまじえながら解説していきます。
事前に効率よく回るコースや、ベビーカーのレンタル、子供向けの展示物などをチェックしておけば、より充実した時間を過ごすことができます。この記事がこれから鉄道博物館大宮に行く際の参考になればうれしいです。
鉄道博物館大宮での効率の良い回り方
鉄道博物館大宮は敷地面積が広いので、効率良く回りたいと考えている方が多いのではないでしょうか。シミュレーター体験や様々なイベントがあるので、目移りしているうちにあっという間に1日が終わってしまったと後悔しないためにも回り方を考えてから鉄道博物館へ行くことをおすすめします。
今回はわが家の経験を踏まえて、効率よく1日楽しむための回り方をご紹介します。まずは館内を回る前に、入ってからすぐにやるべきこと2つをお伝えします。
・ベビーカーが必要な場合は入場後すぐにレンタル
・希望の体験やイベントの抽選を済ませる
ベビーカーは数に限りがあるので、後で借りようとすると借りられるまで待たなければならなくなってしまうので、先に借りておきましょう。体験・イベントは時間指定される場合があるので、その時間に合わせて回るためにも早めの抽選が良いです。
その後の動き方はこちらになります。(抽選で当たらなかった場合の回り方です。)
10:10 車両ステーションの見学
10:50 E5系新幹線の見学
11:10 昼食
12:20 ミニはやぶさ号に乗る
13:10 2階の鉄道ジオラマへ
13:40 ミュージアムショップでお土産購入
14:00 キッズプラザで遊ぶ
15:20 1階のキッズカフェで休憩
15:50 北館側の車両を見に行く
16:30 帰宅
まず流れ通り車両ステーションでたくさんの車両を見て回ります。そのままE5系新幹線の展示まで進みます。子供に人気の新幹線だけあって、子供はここからなかなか離れてくれませんのでゆっくり見学します。
昼食は、南館にいる場合駅弁屋(南)で駅弁を購入してからランチトレインで食べるか、4階のビューレストランまで食べるのがおすすめです。11:00頃と早めにいかないと混雑してしまいますし、人気の新幹線の駅弁が売り切れてしまうからです。
その後は幼児でも乗れるミニはやぶさ号に乗り、13:30からの鉄道ジオラマを見るために、20分前には2階へ行く流れですと効率よく回れます。
夕方になるとミュージアムショップは混雑するので、お土産は先に買っておきましょう。
子供が遊び疲れたり、お昼寝の時間になった場合は早めの帰宅でも良いかと思います。
滞在時間はどのくらいあれば良い?
鉄道博物館大宮の滞在時間は、余裕をもって回る場合は6時間あると安心できます。もちろん午後から入館したり、朝から入って早めの帰宅でも充分たのしめる場所です。
わが家の場合は朝10:00から入って16:00ころまで遊びつくしましたが、子供はとても満足そうでした。宿泊だったのでそのままホテルでお昼寝してしまうほど疲れたようです。
子供がどの新幹線や車両を見たいか、イベントや体験は何が良いかを事前に確認してから行くことで、短時間でも楽しい思い出がつくれるのではないでしょうか。
鉄道博物館大宮の子連れに優しいポイント
鉄道博物館は子連れ家族が多く、いくつか子連れにありがたいなと思ったポイントがあったので紹介していきます。これからおでかけに行く際に役立ててください。
1.ベビーカーレンタルあり
エントランスカウンターで無料でA型ベビーカーのレンタルをしています。ベビーカーを忘れてしまったり、抱っこ紐で来たけど、やっぱりベビーカーを利用したい場合にとてもありがたいサービスです。
ベビーカーをレンタルする場合は早めに受付をしないと、借りるまで順番待ちになってしまいますので注意が必要です。
わが家の場合は車に忘れ物を取りにいき、再入場した際にベビーカーが無く、借りるまで10分ほど待ちました。
2.幼児でも楽しめる体験
ほとんどのシミュレータや運転士体験などは小学生以上からになってしまうので、まだ小さな幼児だと体験できず、つまらないのではと思うかもしれません。
しかし、いくつか幼児でも体験できるものもありますので紹介します。
・ミニはやぶさ号(先着順)
・205シミュレータ(先着順)
・211シミュレータ(先着順)
・E233シミュレータ(先着順)
・鉄道ジオラマ解説プログラム
・てっぱくシアター
・自動券売機体験
・クモハ101形電車ドア閉め体験
などがあります。幼児でもこれだけ体験できるものがあるとうれしいですね。これらは抽選なしでできる体験ですので、一度時間を確認してから並んでみてください。
鉄道博物館大宮は2歳の幼児でも楽しめる!
鉄道博物館は電車に興味が出てきた2歳の子供でも楽しむことができる場所です。
参加できる体験やイベントは少ないかもしれませんが、様々な車両を間近で見たり、ラウンジでは実際に走る新幹線が見られるので、きっと満足してくれます。
おすすめの楽しみ方
2歳児のおすすめの楽しみ方は、
・3階の新幹線ラウンジで実際の新幹線を見る
・キッズプラザで思いっきり遊ぶ
この2つをメインに、車両を見て回るのが効率の良い回り方なのでおすすめです。
他には、踏切に設置されている非常停止ボタンが何回でも押せる場所が南館にあるので、そこもおすすめしたいです。
4歳の息子は10回ほど非常停止ボタンを押して楽しんでいました。
鉄道博物館大宮に子連れで行く場合の注意点
今回わが家が大宮の鉄道博物館に実際に行ってわかった注意点を紹介していきます。事前に準備してから行くことで当日慌てずに済みます。
1.事前にチケットの購入が必要
前日までに購入することで100円安くチケットを購入できますし、当日スムーズに入場することができます。また、人気の為チケットが売り切れていて当日入館できなかったなんてことにならないためにも事前に購入がおすすめです。
わが家の場合は当日の朝気付き、周辺のコンビニで急いでチケットを購入しました。10:00から入館のチケットは売り切れており購入できず、10:30頃から入場できるチケットを購入したことがあります。
2.アプリは前もって入れておくこと
鉄道博物館の公式アプリは「鉄道博物館アプリ」と「てっぱく抽選アプリ」の2つあり、どちらも入れておくと当日安心です。
鉄道博物館アプリは展示情報や館内マップがわかりやすく表示されるので、
次はどこに行けばいいのかな?
と迷子にならずに済みます。
てっぱく抽選アプリはイベントや体験の抽選をする際に必要となり、入館後すぐ使うので先にアプリを入れておきましょう。枠がうまってしまう前に早めに抽選することで、確率が上がるはずです。
【鉄道博物館】大宮の基本情報
大宮の鉄道博物館の基本情報をお伝えしていきますね。
料金につきましてはこちらの表のようになっております。2024年4月1日からの値段となっているので、それ以前に入場される方は公式HPでチェックしてみてください。
大人料金 | 小中高生料金 | 幼児(3歳以上) | |
前売り料金 | 1,500円 | 500円 | 200円 |
当日料金 | 1,600円 | 600円 | 300円 |
駐車場
鉄道博物館の駐車場はP1・P2・P3とありますが、一般車を停めることができるのは一番離れたP1になります。
P1:一般車
P2:バス専用
P3:身障者用
となっており、どこでも停められるわけではないので注意が必要です。わが家は10時前に駐車場に車を停めましたが、まだ空きはありました。しかし少しでも鉄道博物館に近い場所に車を停めたい方は早めに行きましょう。
アクセス
JR大宮駅から乗り換え→ニューシャトルに乗り3分で「鉄道博物館(大成)駅」到着→徒歩1分で鉄道博物館に着きます。
首都高速埼玉大宮線(5号線)の「新都心西口」より約4kmの場所にあります。カーナビで鉄道博物館または大成駅を調べて進みましょう。
まとめ
鉄道博物館の効率の良い回り方は、
10:10 車両ステーションの見学
10:50 E5系新幹線の見学
11:10 昼食
12:20 ミニはやぶさ号に乗る
13:10 2階の鉄道ジオラマへ
13:40 ミュージアムショップでお土産購入
14:00 キッズプラザで遊ぶ
15:20 1階のキッズカフェで休憩
15:50 北館側の車両を見に行く
16:30 帰宅
この回り方をおすすめします。余裕をもって館内を回りたい場合は6時間あると安心かと思います。また、鉄道博物館の子連れに優しいポイントとしては、1.ベビーカーレンタルがある・2.幼児でも楽しめる体験やイベントがある。主にこの2点です。
まだ小さい2歳ほどの幼児でも充分楽しめる場所です。おすすめの楽しみ方としては、「3階の新幹線ラウンジで実際の新幹線を見る」「キッズプラザで思いっきり遊ぶ」をメインに車両を見て回るのはいかがでしょうか。
子連れで鉄道博物館に行く場合に注意しなければいけないポイントとしては、
・事前にチケットの購入が必要
・アプリを前もって入れておくこと
この2点があります。これから鉄道博物館に行く方の参考になればうれしいです。
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